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THE JAGUAR 第6号

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時に挑戦的で常に独創的なグラフィックデザイナー、ステファン・サグマイスター | 伝統的な技法に新境地を開くイギリスの木工職人たち | 上海にあるポール・ペレのミシュラン星付きレストランの美味しい料理 | ファッション・テクノロジーを変革するイリス・ヴァン・ヘルペン | “未来都市”ソウルへのタイムトラベル

ROAD TEST

ROAD TEST 「いったん 中 に 入 ると、 街 の 音 は 聞 こえません。 快 適 で す が 、 高 揚 感 もあります」

注 目 のドライブ ホワイトノイズに 覆 われた 現 代 生 活 。ス マ ートフォン、 広 告 、TV 画 面 、 車 が 通 り 過 ぎる 音 …。 周 囲 はあなた の 集 中 力 を 奪 うノイズで 溢 れています。 真 の 静 寂 は 探 してもなかなか 手 に 入 らないもの。 都 会 のジャングルではなおさらです 刺 激 が 過 剰 に 蓄 積 された 時 、 静 寂 とマインドフルネスを 求 める 強 く 大 き な 潮 流 が 私 たちの 心 に 生 まれたとしても、 驚 くにはあたりません。ニュ ーヨークのCalm City 移 動 瞑 想 トラックから、 人 々をネットから 切 り 離 し、 頭 を 空 っぽにさせることを 目 的 としたスマホアプリまで、 静 寂 は 今 最 もホットな 話 題 なのかもしれません。 このようなトレンドの 中 、 常 にマインドフルネスの 概 念 の 最 前 線 に 立 つのがフィンランドです。フィンランドの 国 土 は 広 大 で、 市 民 3 人 につ き2km 2 の 快 適 なスペースがあり、ほっと 一 息 つけるのびのびした 空 間 に 恵 まれています。 首 都 ヘルシンキでさえ、 広 大 な 群 島 の 半 島 に 位 置 し、その 多 くは 森 林 に 覆 われています。あなたが 出 会 うすべてのフィン ランド 人 は、おしゃべりが 彼 らの 国 技 ではないことを 認 めるでしょう。フ ィンランドは 人 口 の 少 ない 大 きな 国 かもしれませんが、2 人 の 人 が 黙 っ て 座 っているだけで 完 璧 に 快 適 に 過 ごせる 場 所 でもあります。 内 気 な のではありません。 文 化 なのです。 見 知 らぬ 訪 問 者 に 対 して 気 を 緩 める ことができるのです。 この 穏 やかな 首 都 は、Jaguarの 全 電 動 高 級 SUV の I-PACE (これ までで 最 も 静 かな Jaguar) にとっては 完 璧 な 居 場 所 と 言 えるでしょう。 冬 の 雪 をタイヤが 踏 む 音 を 除 いては 物 音 ひとつ 立 てないI-PACEが 、ヘ ルシンキのダウンタウン 中 心 部 に 滑 るように 入 っていきます。 前 のページと 下 : ヘルシンキ 中 心 部 にある 建 築 家 ミッ コ・スマ ネン ( 右 下 ) 設 計 のサイレント スペースであるカンピ 礼 拝 堂 の I-PACE。 上 :フィンランドの 荒 野 をそっ と 歩 く フィンランドの 首 都 で 最 も 賑 やかな 商 業 の 中 心 地 であるマーケットス クエアは、 静 寂 を 求 めて 行 くにはそぐわない 場 所 に 思 えるかもしれませ んが、 実 はそうではありません。 市 議 会 はこの 場 所 に 印 象 的 な 新 しい 礼 拝 堂 - 静 寂 の 礼 拝 堂 として 知 られるようになったカンピ 礼 拝 堂 - を 建 造 しました。その 人 気 は 礼 拝 出 席 者 をはるかに 超 えており、いろいろな 意 味 でフィンランド 人 の 静 寂 への 愛 の 寺 院 とみなすことができます。 ヘルシンキのペッカ・コルピネン 前 副 市 長 が 提 案 したこの 礼 拝 堂 のアイデアは、 人 々に 休 息 の 場 所 を 与 えることです。「 私 た ち は 、こ の 街 のこのエリアの 人 の 流 れを 研 究 しました」と、 同 僚 のキムモ・リンチュラ とニコ・シロラと 共 にチャペルを 設 計 したヘルシンキを 拠 点 とする K2S 設 計 事 務 所 のミッコ・スマネンは 言 います。「 建 物 の 形 は、 人 々の 流 れの 中 の 渦 巻 きや 島 のようなものです」。 わずか75m 2 の 狭 い 場 所 に 建 つこの 全 木 造 の 建 物 の 側 面 は、 拡 大 し 続 けるカーブを 描 きながら 上 方 に 向 かっています。 外 側 の 伝 統 的 なト ウヒ 材 は、ナノテクノロジーを 使 用 した 新 しいバイオワックスで 覆 われ、 木 目 に 浸 透 したこのワックスが 過 酷 なフィンランドの 冬 から 建 物 を 守 り ます。 中 に 入 ると、その 効 果 は 斬 新 です。 光 が 流 れ 込 み、 滑 らかな 表 面 を 回 転 しながら 上 昇 していきます。 街 は 消 え 去 ります。 「いったん 中 に 入 ると、 街 の 音 は 聞 こえません。 自 然 光 でさえ 間 接 的 に 差 し 込 みます」とミッコは 説 明 します。「 快 適 さを 感 じてもらうばか りで な く、 空 間 によって 気 分 を 高 揚 させてもらいたかったのです」。 ルター 派 の 礼 拝 堂 ですが、ここは 皆 のための 静 寂 の 場 所 です。アッ シュウッドの 信 者 席 が 並 んでいますが、 瞑 想 用 の クッション 、お 祈 り 用 マ ット、さらにはメッカの 方 向 を 示 すキブラマークもあります。 中 に THE JAGUAR 27

 

JAGUAR

THE JAGUAR #06 Magazine

 

優れたパフォーマンスを賛美するジャガーのカスタマーマガジン『The Jaguar』。ダイナミックな走りから魅力的なデザイン、最先端のテクノロジーまで、毎号、感覚を刺激する独占記事が並びます。

クリエイティビティとイノベーションが行動理念の中核を成すJaguarでは、今号でもデザイナー、発明家、そして枠に囚われない自由な発想によって私たちを魅了する世界各地の人々のストーリーが満載です。もちろん車そのものも、ふんだんに登場します。フィンランドを旅するI-PACEがもたらす静寂、伝説のXJ220の蘇る栄光、1978年製 ジャガーXJのファッショナブルなエレガンスをぜひご堪能ください。

ライブラリー

THE JAGUAR 第6号
THE JAGUAR 第5号
THE JAGUAR 第4号
The Jaguar 第3号
The Jaguar 第2号
The Jaguar 第1号

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

Registered Office: Abbey Road, Whitley, Coventry CV3 4LF
Registered in England No: 1672070


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燃料消費率は定められた試験条件のもと での値です。
実際の走行時には気象・道路・車両状態・運転・整備などの条件が異なってきますので、それに応じて燃料消費率は異なります。
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